環境建設委員会で視察!
25日~27日まで、環境建設委員会として行政視察に行ってきました。まず、青森市を訪れ、「青い森セントラルパーク低炭素型モデルタウン事業」について視察させて頂きました。まず、当事業用地であった青森操車場跡地を視察し、その後ご担当よりご説明及び質疑応答をさせて頂きました。 本事業は、市民・大学・事業者・行政が連携し、一体的な低炭素モデルタウンの実現を目指す取り組みで進めておりました。しかしながら、9月28日「青い森セントラルパーク全域を防災のための公有地として継続して管理することを求める請願」が審議後採択され、その後10月18日に市長より事業中止を表明しております。 質疑の中でも、公募で事業者が決定し、事業案が明らかになった段階で反対の声が挙がってきたというご説明もあり、事業を進めていく上で様々な視点からの市民にわかりやすい議論、調整が必要であると感じました。これまでの視察とは異なり、こうしたお話を伺えることは大変貴重な視察であったと思います。 次に、函館市を訪れ、「函館市環境配慮率先行動計画」について視察させて頂きました。本事業は、市が率先して環境配慮行動を実行することで市民や事業者に対して環境配慮への自主的な取り組みを促進することが目的であります。平成19年度から第2期の行動計画が進められており、本年度が最終年度となっております。 計画の基本方針は、下記の通りです。 (1)事務・事業における環境への負荷の低減 ①省エネルギーの推進 ②省資源の推進 ③廃棄物の減量とリサイクルの推進 ④環境に配慮した製品の使用 ⑤施設整備等に係る環境配慮 (2)施設の維持管理における環境汚染の予防 (3)職員の意識向上、自覚行動のための研修の実施 (4)計画の全職員への周知徹底と市内外への公表 様々ご説明を受けましたが、厳しい財政状況の中で、実施結果が求められ、市民や事業者にどのように広めていくかが課題であると感じました。特に、中央区では、事業者が多いため今後の取り組みについてさらに調査研究が必要であると考えます。また、早朝には、函館の朝市にも行かせて頂きました。委員長の案内で、イカ釣りなどご紹介して頂きましたが、こうした工夫を積み上げながら地域の活性化を展開しており、今後の築地場外市場の支援を考える上で大変勉強になりました。

