最先端技術による超環境型オフィスビルが竣工!
本日、清水建設新本社竣工式に参加させて頂きました。一部本社内を見学させて頂きましたが、これまでの同規模の事務所ビルと比較し年間CO2の排出量を50%以上削減することを取り組むなど、さすが大手総合建設会社であると感じました。また、アンガールズの田中さんがお祝いに駆けつけ、本社内の見学会に参加されました。アンガールズの田中さんは、2010年7月にNHKの番組に清水建設の社員として出演されており、当時のエピソードなど披露され見学会も盛り上がりました。 本社の外壁には、耐震パネル、Low-Eガラス、太陽光パネルを設置し、3つの役割をもつハイブリッドな外装です。また、国内ではじめて、高さ100mを超す超高層オフィスにRC免震構造を採用し、耐震性の向上だけではなく、柱のないオフィス空間を実現しています。執務フロアでは、コミュニケーションを活性化しやすいよう動線を工夫しておりまし た。空調では、輻射空調システムを採用し、温度、湿度、気流を快適に制御し 省エネと快適性を両立した空調システムです。 自然光を効率よくオフィスに届かせるため、グラデーションブラインドを設置し、羽根の角度が太陽の高度に従って自動的に変化し、直射日光を遮りながらオフィス全体を明るくするとともに、室内の照明器具はLEDを採用しておりました。壁面などにある太陽光パネルからの発電と蓄電池を組み合わせたマイクログリッドを実現し、独自の発電による電力を供給し平常時だけではなく非常時においても対応できるシステムを導入しておりました。 さらに、地域貢献として、宝町駅に新しい出入り口を設置するとともにエレベーターやエスカレータなどを整備し、さらに本社の一部を帰宅困難者を支援する防災拠点としての機能を整えております。また、来年には、子育て支援施設が完成する予定です。現在、京橋地域では、再開発等が行われております。この度の新本社の竣工が、歴史と伝統をふまえた新しい取り組みの先導役となり、施設の更新とともに環境・防災に配慮し地域の活性化にも寄与するようなまちづくりが一層展開されることを期待しております。



