「読書通帳」の取り組みを視察!

この度、江戸川区立上一色中学校を訪問させて頂き、学校現場における読書活動の取り組み及び読書通帳を活用したプログラムの実施状況について視察致しました。最近では、公立図書館における読書通帳の導入が進んでおりますが、学校図書館における読書通帳の取り組みは、全国でも珍しいとのとこであります。江戸川区では、これまで朝の読書や全小中学校に「読書科」を導入する等読書環境の充実を進めてきております。そのような中、区立上一色中学校では、平成23年度より研究奨励校の指定を受け「学習意欲を高める読書指導のあり方」を研究主題とし読書活動を通して学力向上を図っていく研究に取り組んでこられました。学校では、読書指導を進めていくために、まず読書活動の拠点である学校図書館の大改装を行ったとのことであります。

早速、学校図書館を視察させて頂きますと、明るいイメージのカーテンやテーブルクロスにより室内全体の雰囲気が温かくなっており、本を選択しやすいポップと展示が工夫され、読書通帳の機械も設置されておりました。大改装にあたっては、専門家の指導をもとに教育関係者や生徒だけではなく、学校応援団など地域のボランティアの皆様の手づくりでできた学校図書館とのことで、大変素晴らしい取り組みであると感じました。さらに、学校では、運動部が大変活躍されておられるという点を踏まえ、部活に関する書籍を配置する等生徒の関心を引くような工夫もありました。改装後の生徒へのアンケートによりますと、図書室の雰囲気が良くなった、読みたい本ができた、読書が楽しくなったなどの声が7割ぐらいになるなど手づくりの効果が表れているとのことでした。

さらに、読書通帳では、借りた本のタイトルが記帳されます。借りた履歴が残ることにより、読書への励みになったり、次に読む本のアドバイスを受けるきっかけにもなります。また、プライバシーにも配慮しながら工夫を施しておりました。読書通帳導入前後の貸し出し状況を調査したところ、明らかに貸し出し数が増加しており、中でも2年生が約3倍に伸びているなど、これまで関心のなかった生徒も図書館に来るようになってきたとのことであります。

今回の視察を通じて感じたことは、現場の職員の方々や先生方の熱意が生徒にも通じて成果に繋がっていくという事をあらためて実感致しました。お忙しい中視察させて頂きまして、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。今後とも、中央区における読書活動の充実をさらに進めていきたいと考えます。

 

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