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福祉保健委員会の行政視察に行かせて頂きました!

今回は、主に広島県呉市の「糖尿病性腎症重症化予防事業」と山口県宇部市の「宇部市ときわ公園障害福祉サービス事業所」について視察させて頂きました。まず、以前から是非視察したいと思っておりました呉市の「国民健康保険事業の取り組み」についてご説明を受けました。

呉市は、同規模の都市では高齢化率が全国1位で、医療費の適正化に取り組んできました。

取り組み内容は、下記の通りです。

①レセプト点検の充実と効率化、 ②レセプト情報の活用による医療費等の分析、 ③ジェネリック医薬品の使用促進通知、 ④訪問指導・重症化予防など各種保健事業

さらに、広島大学と連携し「糖尿病性腎症重症化予防事業」を展開し、予防プログラムが実施されておりました。市の取り組みは、国も注目しており、各関係機関と連携し具体的に様々な成果が挙がっておりました。各団体との協力関係の構築が、大変重要であると感じました。

次に、宇部市の「宇部市ときわ公園障害福祉サービス事業所」について視察させて頂きました。まず、市の就労支援についてご担当の方よりご説明を受けました。その中で、市は障がい者の雇用促進と就労支援のため、ときわ公園に全国に先駆けて昭和37年から知的障がい者を訓練生として受け入れ、園内での花づくりや水やり、草刈りや清掃などを職員と一緒に行って きた経緯があります。

その後、様々な関連法の施行などにより、これまでの訓練生制度を雇用制度に発展させてきております。実際に公園の中を視察させて頂き、草刈りの現場を拝見しました。市民の憩いの場であり観光資源でもあるときわ公園は、福祉の視点も活かしながら「環境・芸術・スポーツ・福祉」の融合した先進的なモデル公園を目指しておりました。各地域において、特徴を活かしながら就労支援の充実を進めていく事が大切であると感じました。

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